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大手志望の就活生もベンチャー企業を見ておくべき理由

2022年08月18日 17:13

こんにちは。

今回は大手企業を志望する就活生もベンチャー企業を見ておくべき理由をお伝えします。

私自身も大手企業を志望し、就活中はベンチャー企業や中小企業を見ておりませんでした。

実際就職先は大手金融機関なのですが、

大学4年時にベンチャー企業で約1年間長期インターン生として働いていました。

その上で、就活中にベンチャー企業を見ておけばよかったと強く後悔したので、

今回はこちらの記事を書かせていただいております。

大手志望もベンチャー企業を見るべき理由

1.大手入社前にベンチャーについて知るべきだから

大手志望の就活生もベンチャー企業を見るべき理由、1つ目にして最大の理由は、

大手志望者もベンチャー企業についての理解を深めるべきだと思うからです。

よく対比される大手企業とベンチャー企業ですが、

対比されるだけあって、様々な面で違いがあります。

特に違うのは「働き方」「中にいる人間」「組織としての成熟度」です。

まず違うのは「働き方」です。

大手企業は「三六協定」というルールの元、働く時間だったり、

給与などが設定されています。

月の残業時間が45時間を超えたり、残業代を出さないと問題になります。

一方ベンチャー企業はそこらのルールが曖昧です。

給料に元々残業代が組み込まれていて、何時間労働しようが同じ給与だったりします。

逆に、何時間でも働きたい人にとってはルールが緩いので、

満足いくまで働くことが出来ます。

大手にいて感じるのはもっと働きたいのに月の残業時間がやばいから、

帰らざるを得ない日が出てきたりするときは、どこかもどかしさを感じてしまいます。

次が「中にいる人間」です。

ベンチャー企業にいる人間は、様々です。

新卒からベンチャーの人間や、大手企業から中途ではいってきた人、

ベンチャー企業を渡り歩いてきた人など様々で、

ある種ダイバーシティに富んでいるといえるかもしれません。

また、ベンチャー企業にもよりますが、仕事に熱く、

成長を追い求めることが好きな人が多いのも一つの特徴かもしれません。

逆に大手(あくまで私の会社)は、プロパー社員が多く、

出世するのも大抵はプロパー社員。

なんとなく緩く働ければいいかなと考えている人間も多いのが実態です。

どっちがあうかは人に寄りけりですが、入社前からこの違いは実感しておくべきでしょう。

最後が「組織としての成熟度」です。

働き方の際にもお話しましたが、ベンチャー企業は組織としての成熟度がまだまだで

人事や労務ルールなどの組織としての仕組みがきちんと整いきっていない

会社も多いです。

だから逆に、組織のルールを自分で作っていくことが

出来る可能性があるということでもあります。

大手は中の仕組みが出来切っていることも多く(課題も多いが)、

1人の社員が1から作っていくことはなかなか難しいでしょう。

どちらがいいかは人に寄りけりです。

このように大手企業とベンチャー企業には違いが多く、

いずれベンチャー企業への転職を考える時に、

このような事実を知っているか、知っていないかで、

ベンチャーを選択肢に入れるかどうかが変わってくると思います。

今時、インターネットなどで二次情報を集めるのは容易ですが、

生の一次情報を掴んでおくことは大事です。

大手入社前にベンチャー企業への理解を深めておきましょう。

2.ベンチャー企業は選考フローが早いから

ベンチャー企業は経団連に所属していない会社も多く、

経団連のルールなどを鑑みずに選考活動をする会社も多いです。

そのため、内定を出す時期がとても速かったり

内定を出すまでのスピードが早かったりします。

大手企業の選考前に内定が出ていればもちろん安心できますし、

なにより本命の大手前に面接の練習ができることは大きな利点です。

ただ、1点注意すべきなのは、

大手企業で求められる人材とベンチャー企業で求められる人材には乖離があるので、

ベンチャー企業でウケた内容が大手企業にウケるかどうかはケースバイケースですので、

そこはそれぞれにアジャストしていく必要はあります。

3.ベンチャー企業のインターンシップは成長できるから

3つ目はベンチャー企業のインターンシップは成長が出来るからです。

これは長期に限らず1日~5日の短期インターンシップでも同様です。

大手企業のインターンシップは割とゆるいものが多いですが、

ベンチャー企業のインターンシップは会社によっては徹底的に追い詰められたり、

終電まで毎日ワークを求められるものもあります。

大学生活ではそこまで徹底的にやる経験は得られない人が多いので、

ベンチャー企業のインターンシップでのそういった経験は大変貴重です。

成長を実感し、やりがいや新しい企業選びの視点が育まれたりします。

そういう意味で、ベンチャー企業の短期インターンはおすすめです。

まとめ

今回は、大手志望の就活生もベンチャー企業を見ておくべき理由を3つお話しました。

私は就活後にたまたま長期インターンシップに従事する経験があったため、

ベンチャー企業について就活後に知見を深めることが出来ましたが、

たいていの人は違うと思います。

だからこそ、就活中からベンチャー企業を見ておくことが大事です。

就活中から見ておけば、知見も深まるし、選考も有利に進めることが出来ます。

大手志望の就活生も必ずベンチャー企業を見ておくようにしましょう。