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インターンシップに参加する意義とメリット【就職活動】

2022年06月05日 01:20

今回はインターンシップに参加する意義とメリットについてお話していきたいと思います。 最近の就職活動では、インターンシップに参加することがスタンダードになっており、周りが参加しているからなんとなく参加しようという人もいると思います。

今回はそんな人もこの記事を読んでインターンシップに参加する意義をきちんと理解し、インターンシップに参加へのモチベーションを上げ、更にはインターンシップで周りより多くのモノを吸収してほしいと思います。

業界研究、企業研究に繋がる

まずは、インターンシップに参加することで業界研究と企業研究に繋がります。 インターンシップでは、ホームページの内容にとどまらない企業についての話を聞くことができ、深い企業理解に繋がります。 インターンシップのワークを通じて、社員がどのようなことをやっているのか、といった業務理解に繋がります。

また、インターンの最終日に座談会などを設けてくれる会社も多いので、社員の方の生のお話を聴くことが出来ます。 これらを通して本選考のESに書く素材集めをしましょう。(これめちゃめちゃ大事!!) 「この業務興味あるなぁ」「この仕事、私の強みが活かせそうだ!」という姿勢を持って話を聞くことで、インターン参加の質が上がります。

また業界研究にも繋がります。例えば、IT業界のインターンに2社参加すれば、その2社で共通して話されることがあると思います。(今のトレンドはIoTであり、弊社でもそれに力を入れているetc)そうすることで企業研究にとどまらない業界全体を知ることが出来ます。

内定直結、早期選考、本選考優遇

これが就活生にとっては最も嬉しいことだと思います。

内定

外資系のメーカーやコンサルなどのインターンシップは実質本選考というところが多くあります。 夏や冬のインターンシップで評価が高い人は、その後面接1回で内定、なんてこともあります。 ただ、会社によっては夏のインターンシップの選考に落ちると本選考はエントリーできない会社もあるので、一部注意です。

また実質内定者の9割がインターンシップ参加者であった、なんていう企業もあります。たとえその企業に入りたくても、インターンシップ参加を逃すだけでその企業への道は途絶えてしまうのです。

早期選考が確約

インターンシップ参加者全員、または優秀者が早期の選考に招待されることがあります。 経団連のルールとして、3月から企業広報解禁であり、面接の多くがこの時期から開始されますが、早期選考に進むと、早いところは年明け前から採用面接がスタートすることになります。 早期選考に乗り、3月になる前に内定を獲得することが出来れば、3月に大量のエントリーをする必要が無くなり、本命の志望度が高い企業だけに集中することが出来ます。その結果、有利に就活を進めることが出来ます。(これがめちゃめちゃ大事)

一次面接免除

インターンシップで学生を数日間見れば、企業の人事もその人の人柄をおおかた理解することが出来ると思います。 そのため、ネガティブチェックの色が強い1次面接がインターンシップ参加によって免除になる会社も数多くあります。

本選考のES、テスト免除

早期選考などは実施されないものの、エントリーシートやSPIなどのテストが免除になることも多くあります。 あまり恩恵ないな、と思うかもしれませんが、就活において最も落とされる人数が多いのがエントリーシートとテストです。数日間インターンシップに行くだけでこれらが免除される恩恵はとても大きいと思います。

社会人と話す能力が培われる

今までの人生約20年間で、社会で働く大人と話す機会は、親とバイト先、教授との会話くらいだったと思います。 インターンシップに参加することで、人事部という社会人の中で最も学生に優しい方やリアルな現場社員とお話する機会を得ることが出来ます。その人たちとの会話によって、大人の喋るスピードや言葉遣い、目線の動かし方など、社会人のリアルを知ることに繋がります。

この場慣れは経験となり、面接などでの会話にも生きてきます。意外とこの経験値が後々結果に繋がってきます。

ESやSPIの練習になる

本選考でエントリーシートやSPIを一発勝負でいくのはとても怖いものだと思います。 インターンシップにいくら落ちても、本選考に影響がない会社がほとんどです。 インターンシップでエントリーシートが落ちたら、このレベルじゃだめだったのだ、と理解し、次に向けて修正することが出来ます。また、どのレベルの企業までは自分のエントリーシートが突破できる、などのレベル感もなんとなくつかむことが出来ると思います。テストに関しても、ここではSPI通ったけど、同じSPIの結果でこの企業は落ちた、などといったことが分かります。ESもテストも慣れが必要なので早いうちにたくさんの経験を積むようにしましょう。

面接やGDなど選考の練習になる

ES、SPIと同様に面接とGDの経験値を積むことが出来ます。 こちらも、本選考一発勝負で挑むのは危険です。

インターンシップの選考で聞かれる内容は、本選考の面接で聞かれる内容と多くの部分で共通します。

例えば「学生時代に力を入れたこと」、通称「ガクチカ」。 最初の段階では、どういうエピソードが面接官が食いついてくれるのか、想像がつかないと思います。 しかし、実際に面接官と対峙する中で、この話は面白がってくれた、この話は意外と響かなかった、などというのが出てくると思います。 そのような経験を積むことで、エピソードの語り方を変え、そもそもの話し方を変え、逆質問の仕方を学び、面接官に気に入られる方法を学び、聴く姿勢を身につけることが出来るのです。

この経験値は本選考の時には、未経験者とは信じられないほどの差がついています。

インターンシップは参加することだけに意義があるのではなく、選考を受けることにも意義があるのです。

まとめ

今回はインターンシップに参加する意義やメリットをお伝えしました。 インターンシップが就活の成功のカギを握ります。そのことを重々理解し、選考に臨み、最終的には希望の会社へ入ることができるよう、努力を続けてください。