綺麗事就活

就職氷河期モードを前提にダメ就活生を語る(Utsuさん 2020/4/11 YouTube)

2022年06月05日 09:56

Utsuさんが4/11に投稿されたYouTubeの動画について、就職氷河期に関する大変重要なお話をされていたので共有したいと思います。Utsuさんも日頃おっしゃるように、本当は動画を等倍速で見るのが良いのですが、時間がない就活生も多いと思うのでざっくり要約します。

就活生にとっては耳障りの悪い話になると思います。

売り手市場から買い手市場に変わり企業の態度は大きく変容する。

売り手市場では学生はお客様。通過させるスタンスだった。

買い手市場では、ばんばん落とすスタンスでくる。 「別にお前じゃなくたってたくさんいるんだよ。」

だから、1つのミスも命取りになる。

どんなことが起きるか&その対策

見た目が悪いやつは落ちる

売り手市場では人が足りないため、話している内容と顔つきが良く、言行一致が見られれば通っていた。

しかし、買い手市場ではそれだけでは人数が絞り切れない。 そのため、容姿端麗さがさらに有利になる。

本選考採用人数を大幅に減らす

企業としては本選考をやったという事実だけあればよい。採用予定が100人だった企業が20~30人にするなんてことも十分あり得る。以前までソルジャー枠(将来の幹部候補ではなく、駒として会社で使われるために採用される人)で受かっていた人は受からなくなる。

結果がなかなか来なくても面接の合否を企業に問い合わせるな

落ち着きがなく、頼りがいもない人だと判断されて落ちる。 企業への合否に関する連絡は、売り手市場では、就活生がお客様であるから問題なかった。 買い手市場ではビジネス(社会人)レベルのマナーが求められる。 合否の問い合わせは、自己中心的な発想である。 しかし、マイページへのアクセス回数が多くても企業は気にしていないと思われる。

志望動機や軸が社会貢献軸だけの人(=ガンジー就活生)は注意

志望動機が社会貢献軸(女性の活躍を推進したいetc)の人は危険。 買い手市場ではそのような人間がトラブルメーカーだとみなされる。 基本スタンスとしてあるべきは「○○を通じて、○○をもたらす。御社にいくら稼がせる。」(会社は営利団体なので)

ワークライフバランス志向は言わないほうがいい

逆質問でも福利厚生の質問はしないほうがいい。

面接官を絶対に否定するな、心から尊敬しろ

全てYesでないといけない。反論していいことない。 心から尊敬しないと、面接官に深掘りされたときに自分の不機嫌な態度がにじみ出てしまう可能性がある。それは一発アウト。心から尊敬することが出来る会社でないと受からない。

変な所で減点されるな

年上殺しのUtsuさんのような人以外は、自分から何かをぶっこんで減点されるようなことはするな。

約5年間の売り手市場で企業はヘイトをためている

ここ数年、ダメな学生にもニコニコしていた企業が、ここぞとばかりに就活生を叩いてくる可能性がある。

この氷河期にトップ合格できる会社に入ればキャリアは開ける

確かに氷河期は、自分が例年だとトップ合格できるような会社でないと内定がもらえない。(ソルジャー枠は採用されないため) しかし、この厳しい中でトップ合格できれば、その会社で20、19卒よりも出世できる可能性が高まる。ここだけはポジティブに捉えるべき。

まとめ

全てに共通して言えるのは、「今まで以上に変なミスをするな」ということです。