【要約】「コンサル・IT業界」を俺が全解説する やりたい事ない就活生は全員集合(2019年12月10日 Utsuさん生放送)
今回は、Utsuさんが21卒向けに行った生放送 「「コンサル・IT業界」を俺が全解説する やりたい事ない就活生は全員集合! 【就活】」 の一部要約を行います。
本来は等倍速で動画を見るのが一番良いですが、なかなかまとまった時間がとれない就活生もいると思いますので、ざっくりと要約いたしました。 ならびに、Utsuさんの追加コンテンツも紹介いたします。
生放送 要約
Utsuさん経歴
20年間IT業界(ほぼ全て外資系)にいた人間。 民間で活用される一番大きいシステムはUtsuさんがやった。 社会人4年目で外資系営業の責任者になった(その世界では生きる伝説とのこと)。 2時間70万円で企業の幹部研修をしている。
就活生は全員ITとコンサルを受けよう
コンサルやITは基本的にUtsuさんの提唱する「人生の目的」の考え方は必要ない。 ITとコンサル=逃げ・モラトリアム、後から何をしたいかを決めることができるから最強のモラトリアム。 レベルに応じてITかコンサルを受けるのが良い。 内定を持って就活をすることは余裕が生まれる。 何をやりたいか分からなかったら後から決めていいITかコンサルに行くべし。
web業界について
規模は様々・給料は安い。コンサルやSIより給料が安い理由としては、あくまで技術を売っているだけだから。どこまでいっても「ITとweb」。 かつ、BtoCを向いてるから単価が上がりづらい。 GAFAがプラットフォームを握っており、流れ的にはどんどんノンコーディングの時代になっていき飲まれる。大卒がやる仕事じゃない。 コンサルや大手SIがやるのは、法人の業務とセットになったIT。業務を変えるためのITだから期間が長くなり規模も大きくなる。
なぜ今コンサルが伸びているのか?
コンサルティング会社は上手。一方、大手SI企業は真面目過ぎて下手。 コンサル会社が上手な理由:客をクライアント(依頼人)と呼ぶ、客が仕事を頼みに来る、という姿勢から違う。 大手SI:お客様が言ってることを実現するのが仕事。姿勢が違う。 IT部門の偉い人間ではなく、営業や開発などビジネスの現場にいるレベルの人間(専務や社長など)がOKという提案はコンサルしかできない。
コンサルに進むべき人間、SIに進むべき人間
コンサル会社=勉強 大手SI=会社に入るモード コンサル=採用が増えすぎて、入社して3年は単なるExcel・パワポ屋さんになる。3年たったらやっと外資系のパッケージを入れるような仕事の下働きをできるかどうかのレベル。 9割はITにアサインされる。顧客とまともに会話できるようになるのは30歳前後。 転職前提で外資系コンサルティング会社に入社する人間が多いが、ぶっちゃけ歩みは遅く、入社してもずっと勉強のイメージ。 大手SI=現場⇒勉強⇒現場⇒勉強。そして適性ありそうな現場で上にあがる。 時間はかかるけれど、コミュ力があればITのバックグラウンドなくても上に行ける。 「飄々としている人」は偉くなりやすい。技術的にすごい人が偉くなる会社じゃない。 コミュ力高めの文系出身SEが偉くなりやすい。 大手SIはお客様を担当すると1社の期間がすごい長い(5~10年)。 外資系コンサル会社の民間向けPJは1年から2年で終わり、現場がどんどん変わっていく。 ⇒お客様対応スキルが上がっていく。 どっちが好きかどうかという話。 長く1社でやりたいか。 お客様対応スキルをあげたいか。 (スキルを身につけられるのは一部の人間でそれ以外はソルジャーだが。) まずはどっちがいいか切り分ける。 誰でもそれなりのポジションまで行ける大手SIか、 運ゲーの外資コンサルか。転職前提でいく場所じゃない。 これらの企業は客のところに行く人間が偉い。 総合コンサルはソルジャーが多すぎる。 アウトソーシング部門にいくことになったら別の仕事をしたほうがいい。
アクセンチュア
でかい総合コンサル。
アビームコンサルティング
元はデロイトのIT部門。小さいスケールから大きくなっていった。SAPビジネスに強み。
PwC、デロイト
人数を増やしているから入りやすくはなっている。
EY、キャップジェネミ
PwC、デロイトと同様。 売上、人数、客への刺さり具合考えてもアクセンチュアとアビームがメジャー。
外資系IT企業
今の若い子は外資系IT合わない気がする。所詮販売会社。 コンサルのほうがいいと思う。
大手SIに関して
売上1000億以下のSI企業は入らないほうがいい。客の層が違うから。 モラトリアム期間なら、大きい会社の商談で、大きい金額を回したほうがいい。
ユーザー系子会社について
アウトソーシングに近いユーザー系子会社は転職時にしんどいからやめたほうがいい。 ユーザー系子会社でも外販をがんがん頑張っている所は全然いい。 外販の割合の方が全然大きい会社はあり。 単なる保守会社や親会社のビジネスしかやっていない所は絶対にやめたほうがいい。
野村総研(NRI)
1業種1社。例えば、セブンイレブンを長い期間かけてどっぷりやる。お客様を裏切らない。お客様の武器となっていく。総合コンサルと大手SIの間にいる存在。大手SIでも外資コンサルでもどっちにもいける。どっちだとしても見出してもらえる。Utsuさんお勧めの会社。
TIS
JCB向けシステムは独占。SI中心。Utsuさんが最も懇意にしていた会社。 ITパッケージもコンサルも製造も強い。独立系としては非常にいい。
大塚商会
物売り企業。非常に優秀な営業マンになれる。
富士ソフト
SIじゃない。
SCSK
住商情報システム+CSK アウトソーシングの香りが残っている。 外販の観点で活躍したいエリアがあるかきちんと調べる。
CTC
物販に近い。
NTTデータ
官公庁系ビジネスでは、いちばんいいとこをやっている。 長い時間をかけて活躍したいのならNTTデータの官公庁部門。
日本ユニシス(現ビプロジー)
オワコン感でてきたが、ニッチ分野で非常に強い。例:原価システム、金融系の一部 優しい会社。なかなかいい。ただ図体でかくなりすぎ。
日鉄ソリューションズ(NSSOL)
オラクル系。NRIに近い。アプリケーションは苦手。データベースとか基盤とかに強い。
IBM
中の上のレベルの人が多い会社。面白くもなんともない。これからきつい。 金融のITがなくなる。 利益のほとんどが金融。目減りしていく。
富士通、NEC、日立
緩やかに落ちていく。変えようとしているが無理。
コンサルと大手SIをどう選ぶか
ITやコンサルは後から行きたい道を選ぶのでも遅くない。 内定を得ることでの心理的な楽さは素晴らしい。 だが、ITは所詮逃げ。
Utsuさん IT関連 コンテンツ紹介
人気IT企業の就活格付けランキング
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【就活】セコい志望動機「IT業界」コピペで簡単作成【転職】
Utsuさんが当生放送でもおっしゃっているように、IT業界は滑り止めとして全就活生が受けるべき業界です。 そのため、賢くコスパ良く志望動機を作り上げましょう。 この動画はそんな志望動機の作成に役立つ動画になっています。
まとめ
今回はUtsuさんの生放送の要約とそれに付随するコンテンツをご紹介しました。 個人的な凡人就活生目線でみると、外資コンサルも大手SIもUtsuさんがいうほど難易度が低いとは感じませんが、確かに両業界とも採用人数が多く、選考の時期も早いです。それに加えて、どんな人でも志望動機が作りやすく、どの業界にも広く関わることのできる業界だと思いますので、とりあえず受けて内定を貰いに行くというのは、とてもいい考えだと思います。 私自身も大手SIの内定を早めに得たことで、その後の就活がとても動きやすくなりました。 就活生は必ずこの2つの業界を受けるようにしましょう。